作品を好きになってもらえると創作意欲があがる

 私が音楽作品を作る原動力のようなものは、聞いてもらっている方たちからいただいています。

 知っている人などから、この曲のこの部分が好き、などという風に、気に入ってもらえたら嬉しくて、また創作活動に向けた意欲が上がります。

 逆に反対の指摘を受けたりすると、わりとあっさり落ち込んで、スランプになったりもします。


 私の作品には1980年代前後の、まだ生楽器の演奏で音楽が生まれていた時代における音楽体験が強く反映しているので、今でもオーケストラ編成のジャズみたいな音作りを志向しています。

 現実的には、オーケストラやビッグバンドは維持経費がとてもかさむため、コンピューターによる代替音源を使用するのは、やむをえないことでしょう。


 コロナ禍の流行もあり、クラシックとジャズ・コンボを除いて、生楽器演奏の時代は終了しつつあると感じています。

 昨今の、歌声合成が実用的に使える水準に達した状況には、大きな影響を受けています。でも、生の歌唱を聞くと、本物を越えるのは至難の業だな、と思わされてます。


 現在の課題とは、普通のZ世代みたいに生楽器の音を知らない人たちにとって、私のような音楽はレトロに過ぎない、と受け取られることでしょうか。

 それでも独自の技術を駆使して、PC音源を生演奏のように近づけるという、果てのない努力を今後も続けて行きたいと思います。


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