コロナに感染してみて

 あれほど気をつけていたのに、新型コロナウィルスBA5に、ついに感染してしまいました。

 歳末を迎えたこの時期に、各種行政サービスも止まっているこの状況で、自宅療養しています。

 

 最初は25日のXmasの日に、なんだか咽頭に違和感が生じたのが、症状の始まりでした。

 違和感はやがて痛みへと変わり、周囲や鼻ににその範囲が、3日くらいかけて広がっていきました。インフルエンザとは症状の感覚がまるで違っていて、焼けるような痛みで、今どこが侵されているのか判ります。

 3日目には37度台の発熱が出たので、常備していた解熱鎮痛剤を飲み始めました。早期対応がよかったのか、熱はそれ以上は上がらず、5日目には平熱に戻りました。知人によれば、39度超えの発熱が有ったという人もいるので、私は軽症なのでしょう。

 ただ喉の痛みは半端なく、夜眠れないほどで、参りました。4日目前後がひどくて息苦しく、一番きつかったです。

 この頃には、日ごろは無意識にこなしている行動の一部を忘れるという、いわゆる物忘れの症状も出ました。コロナは脳にも影響があります。

 6日目の現在では、このブログを書いているくらいに復旧してますけど。


 今は倦怠感が中心の小康状態で、寝たり起きたりを繰り返しています。喉の痛みは気管支にも広がって、しつこい感じですが。

 BA5は、言われているように、味覚や嗅覚の喪失を伴わず、食欲には影響がなかったのが、幸いでした。普通に辛いものも、平気で食べられます。


 さてここで、新型コロナはけっして軽症ではなく、変異株は感染力を増しており、収束には程遠い状況であることを強調しておきたいです。

 ワクチンは回避され、これまでに感染歴のある人でも、変異株が発生するたびに再感染するリスクが生じるという、最悪、無限ループに陥る可能性があります。このため私は、コロナ禍は終息しないと考えています。

 現に、規制緩和した中国では、感染爆発が拡大する事態となっています。


 私はBA2までの4回ワクチンを接種済みですが、BA5の感染を防ぐことはできませんでした。Xmasだから濃厚接触していたんじゃないの?と問われそうですが、そんな人はいませんでしたよ、哀しいことですが…。

 とにかく強調しておきたいのは、現在主流ののBA5は従来株よりも感染力がはるかに強いので、政府が何と言おうと、他者のいる場所では、屋内外を問わず、マスクを外してはいけません。

 鼻出しマスクとかしている人は、その感じている息苦しさが、すでに感染初期症状であるかもしれません。

 もちろん、人の集まる場所でマスクをしないことは、自分が感染するリスクだけではなく、他者に感染を広げるかもしれない、重大なマナー違反になります。ぜひ気をつけてくださいませ。


 いま思い返せば、私の感染のきっかけは、Xmasに、注文しておいた自転車用ヘルメット(2023年4月から義務化される)を受け取ったことだったように思います。置き配してもらったのですが、カメラに写ったAmazonの配達員はマスクをしていませんでした。

 要するに、取り込んだ梱包を解く作業をすぐ行う際には、マスクをして作業しましょう。付着したウィルスが残留している可能性があります。ノーマスクで作業したことが、悔やまれます。


 あれから10日が経過して、通常の生活に戻ることができました。

 まだ少し咳が出ますが、そのほかにはコロナの後遺症も残らなかったようです。

 でも、もう二度と感染したくはありません。