自主隔離中につき不急のご訪問は謝絶いたします

 2020年4月は、新型コロナ感染の拡大により、最悪の時期として人類の記憶に残ることでしょう。

 全世界において、指数関数的な感染者の増加が続いていますが、日本もこれから、こういった潮流に巻き込まれるのは間違いありません。


 そういった状況を受けて、最初に関係者の皆様にお願いです。

 まず、初対面の方の面会は全てお断りいたします。ご了承くださいませ。

 また知人の方や、宅配業者の人であっても、マスクなしでの不意の来訪はご遠慮ください。インターホン越しの対応のみにて、失礼させていただくことがございます。


 このような極端な対応をいつまで継続するか、現在は見通しが付かない状況です。

 先に感染拡大した諸外国の例から見ると、感染初期から均衡状態に至るまでには、3ヶ月程度の時間が必要と思われます。

 日本は2月頃から感染初期に入りましたから、4月中には感染拡大のピークを迎えるのではないかと予測されます。地方では都市部よりピークが遅れるでしょう。


 その後は均衡状態(新たな感染増加数が小さくなる)に入ることが期待されますが、最悪の場合、全人口の7-8割が感染して収束、というシナリオもありますので気を緩めることはできません。

 今後の感染推移の予測モデル(wired)

 新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)は性質が悪い、といえます。

 第一に、潜伏期間が2週間と長いこと。発症者が出始めたときはすでに、未発症感染者が指数関数的に増加している可能性があります。

 第二に、空気感染しない割には、強い飛沫感染力があること。発症していなくても感染する場合があります。感染ルートが不明な感染者が増加しています。

 そして、活動力があり行動範囲が広い若年者ほど、軽症の傾向があるために、広く社会全体への感染拡大を促進していることです。


 COVID-19 感染有無について、個人でできる確認方法は、次のようなプロセスになります。

 毎日、検温を行い発熱がないか、嗅覚喪失や味覚異常がないか自己点検を行いながら、不急の外出や他者との直接接触を自粛して、自己隔離を2週間継続します。

 禁止事項を破った場合は、日数カウントをリセットして、最初に戻ります。

 以下、これらの繰り返しです。


 今後、長期にわたって、見えないウィルスとの戦いが続く可能性があります。そうならないことを祈っていますが。

 都市封鎖を感染初期に行えば効果があります。しかし日本の場合は、発症者が目に見えて増加するまでは行われないでしょうから、時すでに遅く、役に立たないことと思われます。


 この長く暗いトンネルを、幸いにも無事に生き抜くことができたとしたら、その幸運の喜びをあなたとも、分かち合いたいと思います。

 復活の日まで、どうか心だけでも、お健やかにお過ごしくださいますように。