生成AIはコンテンツに使用しません

 このサイトおよび関連リンク先では、生成AIを使用したコンテンツ(画像・音楽・テキストなど)は、使用しないことを宣言いたします。

 This site is not included any Generative-AI contents (pictures, music, texts and others).

 (ただし、引用をしている部分については判断できないため、それらを完全に排除することはできません)


 ChatGPT や Stable Dffusion に代表される「生成AI」が、このところ急速に台頭してきました。

 実際に使ってみた個人的な印象としては、それらをBLOGやSNSには使用しないことにしました。

 理由は簡単で、私は執筆をしたり作曲したり、何かを創るというプロセスにおいては、「自分で考えること」が重要であるし、そうすることが好きだからです。生成AIは、それらを自動化してしまいます。

 結果として、自ら一人で考えてみるという機会を奪われてしまうのです。


 AIシステムの可能性そのものを、否定するつもりはありません。

 データセンターに集積された巨大な学習データは、やがて全能とはいえなくても、既存の全知にわたる知識の広さで、ひとりの人間を超えた存在になります。やがて、チェスや囲碁、将棋で起きたことと同じように、誰もAIに太刀打ちできなくなるときが訪れてくるでしょう。

 昨今、話題の将棋での藤井氏は、AIを相手として自分を訓練していることが知られています。つまり彼はAIが学習した内容を、他の人より少しだけ内面化するための記憶力が優れていたのだ、ということもできます。


 AIシステムは、これまでに存在したもの全てを学習することができ、それらを無限のパターンに編集することができます。

 AIは、これまで存在しなかった概念を生み出すことは本質的にできないものの、誰かが創造したものを一度でも学習すれば、その応用バリエーションを無数に生成できる、という可能性を持っています。

 効率を重視するビジネスモデルにも、きっと適合することでしょう。


 しかし、AIに集積された学習データには、意図的かどうかにかかわらず、フェイクや誤り、政治的・文化的な偏向が含まれていることが、必ず問題となります。それらを誰が、どのようにして、排除できるのでしょうか。

「本当と嘘のストライプ」という言葉がありますが、生成AIが提示してくる内容とは、そのようなものであり、普通の人にとって、それらが真実に見えることでしょう。